loading

スタッフブログ

STAFF BLOG

牟岐町では新築の建物の工事が進んでいます。
この建物は許容応力度計算で耐震等級3の性能です。
品確法での計算に比べると、安全性の高い計算方法です。

その中で大前提として守らないといけないのが「仕様規定」です。
仕様規定の中にはせん断補強筋はフックをつけないといけないことになっています。

構造塾資料より

フックを省略するには
・認定品の組み立て鉄筋を使用する
・計算によって安全性を確保していることが確認できる
ことが必要です。

フックをつけていない会社でも、安全性を確認していれば問題ないのですが、未確認で省略しているのは、問題がある可能性があります。(仕様規定違反ですが)

「べた基礎だから丈夫」なんて営業トークがまだまだ聞こえてきますが、べた基礎だからと言ってこういうところが疎かになると、強度が足らないことになります。
フック、とても大事です。

記事一覧へ戻る