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スタッフブログ

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お施主様向けではないのですが、実務者向けの建築本である「建築知識ビルダーズ」。
意匠面だけではなく、性能面を詳しく紹介しています。
今回の特集は「夏の高断熱・高気密」。

今年の夏は本当に暑いですね。
冬暖かいのも大事ですが、夏対策も今まで以上に必要になってきます。

今回のビルダーズの内容は、成功する夏の高断熱高気密という内容です。
高断熱な断熱等級6/HEAT20G2クラスの建物でも夏暑い・・・・ということの原因や対策が詳細に書かれています。

いくら、夏暑くない建物であっても、結露を起こしてしまうと本末転倒です。
よって、私たちも直接学んだことがある古川さんの「夏型結露を撃退せよ!」という内容が書かれてあります。

結露対策は弊社が特に念を入れて計画、施工しているところです。
例えば、先貼りシート工法を採用することによって、壁の中への水蒸気の侵入を防ぎ、耐久性を高めています。

結露は百害あって一利なしです。
木材は腐るし金属は腐食、カビダニの発生原因になってしまいます。

また、屋根廻りの健全性を保つためには小屋裏換気がとても大事です。
弊社では小屋裏換気が最大限できるように、計画、施工しています。

弊社では、軒先とケラバ、4周から空気が小屋裏に入れるように施工しています。
また、棟換気も棟全長取っています。

長期優良住宅で必要になってくる劣化対策等級3では小屋裏換気の設置が求められます。
その中で↑のような基準があるのですが、軒先、棟どちらも全長とらなくても長期優良住宅になります。

小屋裏換気が不足すると、水蒸気が排出されづらいので結露の原因となり、大きな問題を起こす可能性があります。

また、小屋裏換気が大きいと、天井裏に熱がこもらないので夏が涼しくなります。

弊社は、夏の快適な空間の実現や冷房費の削減、また耐久性を上げるために小屋裏換気に関してとても大事に考えています。

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