暖かかった2025年の冬。
いよいよ冷え込んできて、最高気温が10℃を切る日もでてきました。
弊社では自然素材を使った家に高断熱を組み合わせることをお奨めしています。
室内が暖かいと快適に感じる人は多いと思います。
しかし、それを望んでいる方ばかりではないと思います。
私たちが断熱を重視している理由は「健康」です。
快適かどうか人によって価値観は違うと思いますが、健康を重視しない人はいないと思います。

イギリス保健相では、室温が18℃を下まわると健康リスクがあるとされています。
よって、家じゅうでその温度を下まわらず、それを常識的なエネルギーコスト(電気代)で実現することができる建物が必要と考えています。

隣の香川県では日本で一番リビングの温度が低い、というデータもあります。
13℃と健康温度からは程遠い温度で生活していることになります。
北海道は平均で20℃近くあります!
四国では我慢すればなんとかなりますが、寒冷地はそうはいかないのかもしれませんね。

その結果として、香川県では北海道より冬の死亡率の増加が酷いというデータもあります。
人間はアフリカ起源と言われています。
だから、人間はどちらかというと暑さに適応するように進化していて、寒さには弱いという説もあります。
いろんな説はありますが、欧米では室温と健康の関連性があることは常識になっています。
弊社としては、住む方の健康を守るために健康温度を保つことができる建物をつくっています。