![](https://www.t-dan.jp/wp-content/uploads/2022/08/103146767_200973977731653_5248995082985014535_n-1024x768-1.jpg)
この温湿度計のよいところは、「絶対湿度」が表示されるところです。
ほとんどの温室度計は「相対湿度」だけが表示されています。(○○%と表記されているものです)
相対湿度が同じでも快適だったり、不快だったりします。
同じ相対湿度50%だったとしても、温度によって空気中の水の量が違うので、体感が変わってしまいます。
![](https://www.t-dan.jp/wp-content/uploads/2022/08/202002280095_box_img0_A.jpg)
それに比べ、絶対湿度は容積の中にどれくらい水が存在するかを示すので、温度が変わっても数値は変わらず、とても比較しやすい指標です。
![](https://www.t-dan.jp/wp-content/uploads/2022/08/202002280095_box_img1_A.jpg)
ということなので、「16」を超えたら(窓を開けずに)除湿してくださいね、と言われているのはとても適切なわけです。
![](https://www.t-dan.jp/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0183-1024x971.jpg)
この写真を撮ったとき、弾とくしまモデルハウスサロンは快適に過ごせる数値です。
パッシブハウスでも快適な湿度というのは規定されています。
![](https://www.t-dan.jp/wp-content/uploads/2022/08/103926282_3893763040665519_692188413218953976_n-1024x314-1.jpg)
絶対湿度12g/㎏までを超えないように設計すること、となっています。㎏表記なのでⅿ3に直すと14.4g/ⅿ3。
日本人に比べ、ドイツ人のほうが湿度に弱く(?)少し低めの設定になっています。確かに15g/ⅿ3くらいを超えると、扇風機が欲しくなります。
ぜひ、快適に過ごすために湿度をチェックしてみてくださいね。